【NEW】積算

PROFILE

【NEW】積算

新田 紗弓

2024年入社/大阪本店 建築部 見積課

子どもの頃から公共建築物を見ることが好きで、安藤忠雄氏設計の「淡路夢舞台」をはじめ、建築物を見るために両親にさまざまな場所へ連れて行ってもらう。自然と建築の道に進み、工業高校の建築コースから大学の建築学科へ。大学で学んだ積算におもしろさを感じ、鉄骨積算を専門とする積算事務所へ就職し、8年勤務した後に松村組へ転職。現在は大阪本店 建築部 見積課に所属。

協力会社と連携しながら見積り業務を進める

私は見積課の一員として、さまざまな物件の積算業務を担当しています。積算業務は、まず担当物件の図面を把握するところからはじまります。図面をもとに資材の数量を拾い出したり、どのような工事内容で進めるかを洗い出したりして、内訳書を作成します。内訳書が完成したら、次は各工事業者に見積もりを依頼します。工事業者から見積もりが返ってきたら、その内容を確認し、単価や合計金額を内訳明細書に入力して工事費用を算出し、見積書を作成していくのが主な流れです。

今は入社して半年ほどとなり、大規模な建築物を扱う案件は上司の補佐役として一緒に業務を進めています。以前勤めていた積算事務所では外部とのやりとりが少なかったのですが、当社では設計事務所・積算事務所や工事業者、鉄骨を加工するファブリケーターと話す機会が頻繁にあります。まだコミュニケーションに苦戦することもありますが、上司のサポートを受けながら業務を進めています。

新しい知識・業務経験が増えていくことにやりがいを実感

私は鉄骨積算に8年間携わってから松村組に転職をしたのですが、今はまだ鉄骨以外の知識が足りないので、いろいろと学んでいる段階です。例えば、コンクリートをならす、防水シートを貼る、仕上げ材を貼る…など、「仕上げ」ひとつにさまざまな工程があり、覚えなければならないことがたくさんあります。ですから、自分と工事業者との間で認識の相違が生まれないように、気になる点があればその都度しっかり確認をするようにしています。また、実際の工事現場で所長から直接説明を受ける機会も設けてもらえているので、とても勉強になっています。

私が転職を決めたのは、積算業務を通じて建築の奥深さ・幅広さを知るうちに、これからは鉄骨以外の積算業務や、そのほかの業務も経験したいと思ったからです。今まさに新しい知識を吸収して、一つひとつできることを積み上げていけるのが嬉しいですし、日々やりがいを感じています。

誰にでも気軽に相談ができるので、安心して仕事ができる

ゼネコンの見積もり部門を中心に転職活動を進めていたのですが、最終的に松村組に入社を決めたのは、面接でお話した社員の方々がとても話しやすく、「ここなら安心して働けそう」と思ったからです。以前の職場は女性がほとんどで、今はほぼ男性の職場になり環境は一変しましたが、誰にでも気軽に質問や相談ができる環境で助かっています。作業の手が止まっているときには、上司や先輩が「何かわからないことある?」と声をかけてくれます。今は上司にアドバイスをもらいながら業務に取り組んでいますが、少しでも早く自分一人でさまざまな工事の見積もりができるようになりたいです。

工事業者から「数字が出てこないと業務が進まない」と連絡が来ることもあり、スケジュールがタイトになることもあります。しかし、閑散期は定時に退勤できますし、休みもしっかり取れているのでプライベートの時間も十分に確保できています。また、働く環境や職場の雰囲気も良く、仕事がしやすいことも松村組の魅力だと感じています。

 

とある1日のスケジュール

  • 8:30
    出勤

    出社し、メールと今日のタスクを確認

  • 9:00
    見積確認

    工事業者から返ってきた見積もりをチェックし、随時連絡を入れて確認を取る

  • 10:30
    問い合わせ対応

    鉄骨ファブリケーターや積算事務所からの問い合わせに回答。複数の業務を同時進行で進めていく

  • 12:00
    休憩

    持参したお弁当でランチタイム

  • 13:00
    見積確認

    自分が算出した鉄骨の見積もりと工事業者から提出された見積もりを比較して、過不足がないかを検討

  • 16:00
    修正依頼

    過不足がある項目があったので工事業者に確認し、修正を依頼

  • 17:30
    退勤

    今日は繁忙期が終わっているので定時に退勤。お疲れ様でした!