建築施工管理

PROFILE

建築施工管理

佐藤 耕平

2023年入社/東京本店 建築部 建築課

中学生時代、東日本大震災を経験。建物が倒壊した光景を目の当たりにし、「まちづくりに携わって地元に恩返しをしたい」と思い建築の道に進む。建築系高校を卒業後、地元のゼネコンに就職して施工管理として9年間勤務した後、松村組へ転職。現在は東京本店 建築部 建築課に勤務。

職人さんや仲間の励ましが仕事のモチベーションに

私は今、地上5階建ての分譲マンションの新築工事に携わっています。主に内装工事の現場管理を担当していて、壁やクロスの施工、電気工事などを行う協力会社さんの間に入り、工事のスケジュールを調整したり、資材や職人さんを手配したりしています。また、品質検査後に手直し工事が発生した際の工事手配も担当しています。他の階の工事を進行しつつ、どのタイミングで工事を差し込むかを考えながら調整を進めています。

今回のプロジェクトは、これまで経験してきた物件よりも規模が大きいですし、協力会社さんの数も多いので、さまざまな意見をまとめながら段取りを組む大変さは感じています。ただ、私が落ち込んでいる時に、職人さんが明るく声をかけて励ましてくれることが「もっと頑張ろう」と思えるモチベーションになっています。所長も、私が気づかなかったことをアドバイスしてくれたり、フォローしてくれるのでとてもありがたいと感じています。

20代のうちに自分の力を試したいと思い、上京を決意

地元では公共施設や工場、博物館などの建設に携わってきましたが、復興に伴って徐々に大規模工事は減り、耐震補強工事やリニューアル工事の案件が中心になっていきました。東日本大震災で被害を受けた光景を目の当たりにしていたので、生まれ育った街に活気が戻ってきたのは嬉しかったのですが、「もっと大規模な建物に携わってみたい」「20代のうちに自分の力を東京で試したい」と思うようになったのが、転職を考えたきっかけです。

自分なりにリサーチして数社を検討しましたが、松村組は私の地元で太陽光発電所を施工した実績があって縁を感じたこと、会社の方針に共感したことが後押しになり、入社を決意しました。PLTグループの一員であり、経営基盤が安定しているのも魅力でしたね。

「東京に行く」と伝えた時は家族や友人に驚かれましたが、今はみんな応援してくれています。希望の日程を休めるようにチーム内でお互いに調整しているので、実家への帰省もできていますね。今は地元の友人と釣りやツーリングをすることを楽しみに、日々仕事に取り組んでいます。

全員が同じ方向を向いて仕事ができている職場

前職では、年齢層の高い社員が多かったので、松村組に入社してみて若手が多く活躍していることに驚きました。今の現場は全員で5名なのですが、所長が30代後半、社員は私と同じ20代なので相談や頼み事はしやすいです。みんな個性はバラバラなのですが、「全員で協力し合っていいものを作ろう」と同じ方向を向いているので、一緒に働いていて楽しいです。

いずれは今よりも大規模な物件、話題性のある物件の建築に携わりたいですが、まずは焦らずに着実に経験を積んでいくことが今の目標です。1級建築施工管理技士の取得にも挑戦して技術と知識を高め、現場所長を任せてもらえる人材に成長したいです。