土木施工管理

PROFILE

土木施工管理

髙槻 彦起

2020年入社/東北支店 工事部 土木課

中学生時代、東日本大震災に被災。自宅が津波の被害に遭う。浸水した街の中を小船を漕いで自宅に戻る際、橋がしっかりと同じ場所に残っているのを目にして「社会インフラに携わる仕事がしたい」と土木の道へ。土木系高校から工学部に進学し、松村組へ入社。東北支店 工事部 土木課に所属。

何もなかった場所に、街が生まれる

現在は、300邸ほどの住宅が建つ宅地造成工事に携わっています。入社1年目の後半から現場に参加し、最初は先輩の補佐として測量や写真撮影、現場管理の基礎を学びました。2年目からは下水道工事と雨水排水工事の現場管理を任せていただき、図面作成や安全管理などを担当してきました。現在3年目に入って、完成検査も最終段階に入っています。今は上司のバックアップを受けながら、竣工書類の作成や消防署との協議などを行っています。

山を切り拓き、地面をならし、道路を引き、生活インフラを整えてきた「街」がもうすぐ完成すると思うと、やはり感慨深いです。一つの街が完成するまでトータルに関わることができたので、幅広い経験を積み、多くのことが学べたと思います。今後は市街地での工事にもチャレンジしてみたいですね。都市の下水道や道路、地下鉄、橋梁などに携わり、さらに経験の幅を広げたいです。

若手の意見を取り入れてくれる風通しの良さが魅力

就職先に松村組を選んだのは、最新技術を積極的に取り入れる姿勢に魅力を感じたからです。現場見学に訪れた際にちょうどドローンを使った3次元測量を見学することができたのも大きかったですね。松村組が新しい技術に対して貪欲であるのは、今でも変わりません。今回のプロジェクトでは、私もドローン測量を経験できましたし、GPSを用いた土量管理・転圧管理システムも活用してきました。若手が見つけてきた製品や技術に関して、ただ「使える・使えない」と言うのではなく、一緒になってコストや利便性を検討し、良いものは積極的に採用してくれるのは松村組の良いところだと思います。

若手もどんどん入社していますので、今後は後輩の育成にも取り組みたいです。今まで所長や先輩に教えていただいたことを活かし、若手ならではの目線で一緒に意見を出し合い、切磋琢磨していきたいです。

「人」に恵まれた職場で、プライベートも大切に働ける

私が仕事で最も大切にしているのは、コミュニケーションです。上司や先輩への報連相はもちろん、一緒に働く方々は年上が多いので、丁寧な言葉遣いを心がけています。職人さんも優しい人が多く、子どもや孫のように気さくに接してくれます。時には自宅で採れた食材を差し入れしてくださる方もいるんですよ。東北支店は建築・土木の垣根なく協力し合う支店なので、質問や相談もしやすいです。

社員のことをしっかりと見て、ケアしてくれる会社であることも松村組の魅力です。休日出勤をしなければならない時もありますが、チーム内で交代で代休を取得するので無理なく働けています。今は2歳の娘と一緒に過ごす時間が、私のモチベーションになっています。休日は家族とリフレッシュして、平日は仕事に打ち込む、メリハリのある生活が送れています。