土木施工管理

PROFILE

土木施工管理

坂田 拓陸

2023年入社/東京本店 土木部 土木課

土木系の専門学校卒業後、橋梁のリニューアル工事を専門に行う会社で施工管理として勤務。その後、地元に戻って運送業に携わるも、やはり「土木の仕事にもう一度チャレンジしたい」と思い、松村組に転職。現在は東京本店 土木部 土木課に勤務。

暮らしを支える社会インフラに携わるやりがいを実感

私は今、橋の架け替えに伴って老朽化した下水道を廃止し、新しい下水道のルートを作る公共工事に携わっています。橋を支える橋台が下水道にかからないように地中深くに下水管を埋設していくので、工期は約3年と長期間にわたります。昼間に道路を通行止めにして工事を行うので、歩行者や通行車両の安全管理にも注意が求められる難しい現場です。

工事開始は3~4ヶ月先になるので、今はその準備段階です。私は、夜間に車両や歩行者が問題なく通行できるように工事部分を覆う路面覆工のための測量・図面作成や仮設排水の工事計画、資材搬入ルートの計画、安全管理書類作成などを幅広く担当しています。イメージ通りに仕事を仕上げていくことが楽しいので、一つひとつを積み重ねながら竣工を迎えた時には、言葉にならないほどの達成感を味わえるのではないかと思っています。下水道は外から見える設備ではありませんが、人々の生活を支えているものを形にできるのも嬉しいです。

お互いの知恵を出し合えるフラットな職場環境

今の現場は、50代の社員3名、私を含む20代の社員2名の5名体制で業務にあたっています。入社して驚いたのは、ベテランの先輩たちがとても紳士的で、親切に仕事を教えてくれること。建設業界は体育会系のイメージが強いので、みなさんの人当たりの良さに良い意味でギャップを感じました。

私は、工事の進行を見通して、自分なりの理論や目的を持って計画を立てたり、段取りを組んだりすることを普段から心がけています。まだ入社して間もないですが、それでも先輩たちは、私の意見をきちんと受け止めた上でアドバイスをしてくださるので、とても勉強になっています。お互いの知恵を出し合い、活発に意見を交わしながら仕事をしていけるので毎日が楽しいです。いつかは先輩たちにも頼られる存在になれるよう、技術的にも人間的にも成長していきたいです。

将来は河川工事にチャレンジしたい

新卒で入社した会社では、橋梁のリニューアル工事の現場管理を担当していましたが、今度は「橋梁以外の構造物を経験したい」と思い、技術力の高さに定評がある当社に入社を決めました。また、SDGsの推進など、新しいことに次々とチャレンジしていく社風や充実した福利厚生・就業環境にも魅力を感じました。

実際に就業環境はとても良いですね。土曜・日曜はしっかりと休みが取れますので、今はサウナや筋トレでリフレッシュしています。休日が充実しているからこそ、平日の仕事も集中して頑張れていると思います。

現在担当している上下水道をはじめ、道路や鉄道、宅地造成など、幅広いプロジェクトに関われることも当社の魅力だと思います。幼少期から地元で河川工事の現場を目にすることが多く、それが私が土木の道に進むきっかけになったので、いずれは河川の護岸工事にチャレンジしてみたいですね。