私が現在携わっているのは、特別養護老人ホームや体育館、学童クラブなど、地域の活動拠点が集まった大型複合施設の新築工事です。今は、建物の基礎を作るために地面を掘る根切り工事の段階で、私はレベルという測量機器を用いて、掘削した地面の深さや水平を測る作業を主に担当しています。高低差に不備があれば協力会社さんに「もっと掘ってほしい・掘らないでほしい」と説明をしますので、日々のコミュニケーションは大切にしています。また、所長や先輩への報告も徹底しています。まだ分からないことも多いため、気になった部分は必ず写真を残して確認をしています。

このプロジェクトは、松村組を含め4社が参加する公共工事です。新卒で入社してすぐにこれほどの大規模工事に関われるチャンスはあまりないと思います。基礎工事からトータルに携わりますので多くのことを学べますし、竣工時にはきっと大きな達成感が得られると感じています。

入社する前は、現場で働く職人さんに対して怖いイメージを持っていましたが、実際はみなさんとても気さくに色々なことを教えてくれるので驚きました。上司もしっかりと仕事を見てくれるので、気を引き締めながら仕事に取り組むことができています。先輩もこまめに声をかけてくれるので質問や相談もしやすいです。先輩たちは「私が何を分からないのか」が分からないと思いますので、質問は積極的にするようにしています。

私はまだ任されている業務も少ないので、今は効率良く業務を進めて残業せずに帰ることを目標にしています。休みも週二日しっかり取れているので、無理なく仕事に慣れていくことができていますね。就職を機に上京し、社員寮に住んでいるのですが、地方では行けなかったイベントに気軽に行けるようになったのは嬉しい変化です。

私が就職活動で重視していたのは、「女性にとって働きやすい環境が整っているか」どうかでした。その点、松村組では若手の女性も現場で活躍しており、産休・育休制度や福利厚生も整っていて安心感がありました。今私が働いている現場事務所には、女性用トイレや更衣室が完備されていてとても快適です。環境が整っている現場に配属してくださったのだと思うのですが、本当にありがたいですし、社員に優しい会社だと実感しました。

女性の施工管理は今どんどん増えています。私の同期にも先輩にも女性がいますし、相談ができる機会もあります。性別を問わず、体を動かすことが好きな人、明るく元気にコミュニケーションが取れる人にはぜひチャレンジしてほしいですね。

今後は、一緒に働いている他の建設会社さん、協力会社さん、職人さんから信頼を得て、「松村組の西川さんなら大丈夫」と言われるようになりたいです。人と人のつながりを大切に成長していきたいです。